薬剤師として製薬会社に勤務

最新の薬剤師で製薬会社に就業したらどんな仕事をするのでしょうか。業務内容や実際の労働条件等を紹介します。

製薬会社で薬剤師として働く

製薬会社では、薬剤師として薬と関わる仕事が数多くあります。製薬会社というと、薬の開発に携わるのが薬剤師のメインの仕事だというイメージがありますが、新薬を開発する研究職に就けるのはごく一握りの人だけ。むしろ研究職の場合、薬剤師という資格よりも大学院卒という学歴のほうが重視されます。

研究職以外には、「MR」と呼ばれる医薬品情報担当者、「CRC」と呼ばれる治験コーディネーター、「CRA」と呼ばれる臨床開発モニター、学術業務、薬事業務などがあります。

これらの仕事は薬剤師でなくともできます。ただし、薬剤師として薬の知識があれば企業からも歓迎されますし、本人の取り組み方次第では、かなりやり甲斐を感じることができる仕事とも言えます。また、年収も病院薬剤師や調剤薬局の薬剤師と比べて高いため、お給料面でのやり甲斐もあります。

●製薬会社での薬剤師の仕事
1. MR(医薬品情報担当者)
医師や薬剤師などに、自社の製品に関する品質や有効性、安全性などの情報を提供するのがメインの仕事です。以前は営業の役割も兼ねていましたが、最近は薬物治療のアドバイザーという位置づけになっています。医師たちより薬の効果や副作用などのフェードバックを集め、研究者たちに伝えるのもMRの重要な仕事です。
MRになるには、半年〜8カ月の研修を受け認定試験に合格しなければなりません。試験はー隻造伴N邸↓¬理学、L剤学、ぐ緻概論、PMS(市販後調査)、ε塞嬖絃呂6科目があり、薬剤師の資格があれば 銑は免除されます。

2. 研究職
薬になる可能性がありそうな物質(新規物質)を探すことからはじまり、品質試験や動物実験による毒性試験などの非臨床試験までが研究職の仕事です。薬剤師の資格よりも高学歴が必要な職種です。

3. CRC(治験コーディネーター)
新しい薬を試して使ってくれる人をサポートし、治験がスムーズにいくよう医師や薬剤師とのパイプ役となります。治験実施計画書や新薬の承認申請を作成したり、臨床データを集めたりします。治験を受ける人の不安を取り除くのもCRCの重要な仕事です。

4. PMS(市販後調査)
臨床試験を終えて無事に医薬品となった薬が、実際に医療の現場で使用された際の市販後調査を行います。臨床試験では症例数が少なく、年齢や他の合併症などの制限などがありますが、実際に使用し始めることで、予想外の効果が出たりすることもあれば、逆に副作用が出ることもあり、患者さんからこれらの情報を集めるのがメインの仕事です。海外での使用経験や副作用の状況などが対象となることもあり、一般的にはMRが担当します。

その他には、薬事業務や海外の文献を翻訳したりする学術業務、治験が正常に進んでいるかを管理するCRA(臨床開発モニター)などがあります。

●製薬会社で働くメリット
1. 収入が多い
2. 薬剤師の資格を生かして幅広く活躍できる
3. 福利厚生が充実している
4. 病院や薬局と比べ休日が多く、有給が取りやすい

●製薬会社での薬剤師の年収
製薬会社で働いた場合の平均年収は、病院薬剤師や調剤薬局の薬剤師より多く約400〜800万円以上になります。ただし、初年度の年収は300〜350万円程ですので、単に薬剤師の資格があるだけでは高収入にはなりませんが、大手製薬会社のMRになると1,000万円以上になる可能性があります。







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